コンビニ24時間営業が話題(問題!?)になっていますね。
その中でも北海道で展開されている道内最大手「セイコーマート」のビジネスモデルが話題です。
フランチャイズとフランチャイジーの関係の在り方。
企業努力はやはり大切ですね。
コンビニエンスストア「セイコーマート」を運営するセコマ(札幌)は15日から、自社グループの物流網を使って道内1106店舗へ出版物を輸送する。出版取次最大手、日本出版販売(日販、東京)が運行する出版物専用便の利用から、全国で初めて切り替える。雑誌などの販売が減少する中、専用便の維持コスト増に悩む日販側からの申し出で実現した。
雑誌や書籍などの出版物は、発売日前日に店舗に届ける必要があるため、日販など取次大手が全国で専用の流通網を設け、各店への輸送を担っている。ただ、出版物の売り上げが減る半面、販売拠点のコンビニ店舗は増え続けており、輸送の手間は増大している。トラック運転手の不足、物流費上昇に加え、道内では輸送距離も長く、専用便の維持が負担になっている。
「セイコーマート」キーワードは持続性
北海道中心のコンビニということ、道内だけの展開、経営形態などで他の全国展開大手のコンビニとは同じ条件ではないところがやり方を独自で考えられるということでしょうか?
ビジネスである以上利益をださなくてはならないのですが。。。
利益を考えるとき、そこには利用者(顧客)がいてなりたちますよね。
また顧客が便利に利用してくれても、人件費や固定費など経費以上の売り上げがあがらなければ持続していくことはむずかしいですよね。
今曲がり角に来ているといわれているコンビニですが、24時間営業がすべての店舗に必要かということが問われています。
セコマ店舗の営業時間は「最低16時間・年中無休」が基本。だが「立地に応じて最適な営業時間を選択している」(広報室)といい、16時間より営業が短い店舗もある。2018年からは元日休業店も増え、今年は全体の半分強に当たる約670店が休んだ。

まとめ
実家の近くのスーパーがなくなったと親戚が嘆いていました。
24時間空いててほしい、というより持続してほしいというのが我々消費者ですよね。
稚内など道北ではセイコーマートしかなく、スーパーが撤退した町では役場が誘致活動をしているとのこと、過疎化した地方ではこういった公のサポート対策が必要になってきますよね。
スーパーもコンビニも、持続性のある、消費者にとって利用しやすいとたすかりますね。
経営側からの利益と、利用する側の利点の接点が近づいていくといいなと思っています。